【難治性の腰痛・股関節・膝関節痛と戦う】大阪市東住吉区うえ接骨院です。
変形性膝関節症とは、膝の関節にある軟骨が少しずつすり減り、それによって痛みや違和感が出てくる状態を指します。
軟骨はクッションの役割をしていますが、これが減ってくることで関節に負担がかかりやすくなります。
どんな人がなりやすいのか

O脚の人はなりやすいというデータもありますが、脚がまっすぐな人でも発症することがあります。
また、遺伝的に軟骨がすり減りやすい体質の人もいます。
女性に多く見られるのも特徴の一つです。
これまで感じたことのない膝の違和感や痛みがあり、2〜3週間続くようであれば、早めに整形外科を受診することをおすすめします。
進行するとどうなるのか
症状が進行すると関節の変形が進み、O脚が目立つようになり、歩くたびに強い痛みを感じるようになることがあります。
初期の段階では、歩き始めや椅子から立ち上がるとき、たくさん歩いた後に痛みやこわばりを感じることが多く見られます。
また、深くしゃがんだ際に、膝の裏がつっぱるような違和感を覚える方もいます。
原因について
年齢は診断の大切なポイントになります。例えば30代でスポーツや重労働をしている人の膝の痛みは、半月板や靭帯の損傷が原因であることが多いです。
一方、高齢の方で膝の痛みや腫れがある場合は、変形性膝関節症や関節リウマチなどの可能性も考えられます。
また、年齢に関係なく、歩きすぎなどで膝に炎症が起こり、水が溜まることもあります。
これは、目にゴミが入ると涙が出たり、風邪を引くと鼻水が出たりするのと同じで、膝を守ろうとする体の反応です。
水が溜まること自体が、直接の痛みの原因になるわけではありません。
40代以降になると、仕事や生活習慣に関わらず、多くの人の膝の軟骨に小さなひび割れが起こりやすくなります。
乾燥したお餅に細かなひびが入るようなイメージです。
こうした変化が積み重なり、関節のすり減りや変形が進むことで痛みが生じる状態が、変形性膝関節症です。
初期症状への対処
軟骨がすり減り始めた初期の膝の痛みや違和感は、1〜2か月ほどで自然に軽くなることもあります。
その間は、正座や長時間の歩行を控え、体重管理を意識しながら、スポーツや立ち仕事など膝に負担のかかる動作を減らすよう心がけてください。
体重との関係
変形性膝関節症は、太っている人だけがなる病気ではありません。
しかし、一度発症すると、体重が増えることで症状が悪化しやすくなります。
体重が軽いほど膝への負担は少なくなるため、痛みを感じ始めたら体重コントロールは重要です。
また、あわせて筋肉をつけることも膝の負担軽減につながります。
予防体操の大切さ

筋肉を鍛えることで、軟骨が傷んだ部分を補うことができます。
適切な筋力トレーニングは、痛みの軽減にも役立つとされています。現在痛みがない人でも、予防のために取り入れておくとよいでしょう。
バランスを整えて膝の負担を減らす
当院では、まず体全体のバランスを確認します。
なぜ膝に痛みが出ているのかを分析し、体の歪みやねじれの状態を検査します。
特に、日常生活での体重のかかり方に注目し、「荷重足」と「非荷重足」という視点から原因を探っていきます。
これらの検査を行ったうえで、一人ひとりに合わせた治療を進めていきます。
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