【難治性の腰痛・股関節・膝関節痛と戦う】大阪市東住吉区うえ接骨院です。
食べすぎや冷え、体の一部の疲労、ストレスなどが重なると、はっきりした痛みはないものの「なんとなく不調」を感じることがあります。
このような状態に心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
テレビや新聞、病院などで「自律神経の乱れ」と言われた経験がある方もいるかもしれません。
では、自律神経とは何なのか、そして体の不調とどのように関係しているのでしょうか。
自律神経とは
自律神経は、循環器・消化器・呼吸器など、生命維持に欠かせない働きを24時間休まず調整している神経です。
活動時や日中に働く「交感神経」と、安静時や夜間に働く「副交感神経」があり、この2つがバランスよく働くことで体の状態が保たれています。
しかし、不規則な生活や過度なストレスが続くと、このバランスが崩れ、自律神経の働きが乱れてしまいます。その結果、内臓の働きや体調全体にさまざまな不調が現れてきます。
背骨の構造と神経の関係

背骨は、
・頸椎7個
・胸椎12個
・腰椎5個
・仙椎、尾骨
から構成されています。
背骨の中には脊髄が通っており、そこから運動神経・知覚神経・自律神経が全身へと伸び、筋肉や内臓につながっています。
背骨に歪みや硬さが生じると、そこから出る神経が圧迫され、働きが低下することがあります。
特に自律神経が影響を受けると、内臓の機能低下や原因のはっきりしない体調不良につながることがあります。
自律神経と内臓のつながり

自律神経は背骨の各部位から内臓へとつながっています。
たとえば、
頸椎2番は脳内の血流、
胸椎4番は心臓、
胸椎10番は腎臓、
腰椎2番は消化器、
腰椎3番は泌尿器系と関係があります。
そのため、特定の背骨に緊張や硬さがみられる場合、対応する内臓が疲れているサインとして現れることがあります。

体の状態をどのように読み取るのか
体の不調は、必ず体の表面にも現れます。
内臓の疲れ、筋肉や関節の問題、自律神経や血流の乱れなどは、関連する背骨の部位に反映されます。
問題のある背骨は、弾力が失われていたり、鈍く硬くなっていたりします。
たとえば、胸椎9番に強い硬さがある場合、肝臓がかなり疲れている状態と考えられます。
このように、背骨は体の内側の状態を知らせてくれる「情報の集まる場所」といえます。
当院の自律神経へのアプローチ
当院では、自律神経に配慮した整体技術を取り入れています。
特に重視しているのが、背骨を丁寧に観る「観察」です。これは、体の声を聞くための重要な方法とされています。
うつ伏せになっていただき、背骨に指の腹でやさしく触れながら、硬さや詰まり、左右差、体の傾向などを感じ取っていきます。
その情報をもとに、その方の体全体の状態を読み取っていきます。
強く揉まない「手を当てる施術」

当院の施術では、手当療法でアプローチします。
これは、体にそっと手を当てることで、体が本来持っている回復力を引き出す施術です。
頭やお腹が痛いときに、無意識に手を当てることがありますが、それと同じように、ごく自然な行為です。
人は誰でも、自分自身を癒す力と、人を癒す力の両方を持っています。
手を当てることで、体の内側の巡りが整い、施術を受ける方だけでなく、施術者自身の状態も整っていくと考えられています。
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