一生自分の足で歩くために。50代以降のウォーキング膝痛の治し方と、膝を守る「正しい靴選び」

ひざ痛

【難治性の腰痛・股関節・膝関節痛と戦う】大阪市東住吉区うえ接骨院です。

50代を過ぎると、健康のためにウォーキングを始める方が増える一方で、「歩くと膝が痛む」「翌朝、膝がこわばる」といったお悩みを抱える方も少なくありません。

せっかくの前向きな習慣が痛みの原因になってしまうのは、とてももったいないことです。

今回は、膝の痛みを無理なく和らげ、一生自分の足で歩き続けるための「膝に優しいウォーキングとケアのコツ」「膝を痛めない靴の選び方」をご紹介します。


なぜ50代から膝が痛みやすくなるの?

多くの場合、原因は膝のクッションである「軟骨」のすり減りや、膝を支える「筋力」の低下にあります。

特に日本人は、骨格的に「変形性膝関節症」になりやすいと言われています。

しかし、痛いからといって全く動かないでいると、関節が硬くなり、さらに筋力が落ちるという悪循環に陥ってしまいます。

大切なのは、「休ませる」ことと「正しく動かす」ことのバランスです。


ウォーキング中の膝痛を和らげる3つの秘訣

今の歩き方を少し見直すだけで、膝への負担はグッと軽くなります。

1. 「歩幅」を狭くして、かかとから着地

歩幅を広く取ろうとすると、着地の衝撃がダイレクトに膝へ伝わります。

いつもより拳一つ分歩幅を狭くし、かかとから優しく着地することを意識してみてください。

2. 靴選びにこだわる

履き古した靴や、底の薄いスニーカーは膝の天敵です。

  • クッション性が高いもの

  • かかとがしっかりホールドされるもの を選びましょう。

  • 膝痛専用のインソール(中敷き)を活用するのも非常に効果的です。

3. 無理な坂道や階段は避ける

ウォーキングコースに急な下り坂はありませんか?実は「登り」よりも「下り」の方が膝に数倍の負担がかかります。

膝に違和感がある時は、できるだけ平坦なコースを選んでくださいね。


自宅でできる!膝を支える簡単セルフケア

膝の痛みを「治す」助けになるのは、薬だけでなく自前の筋肉(天然のサポーター)です。

太ももの前側を鍛える(座ったまま足上げ)

  1. 椅子に深く腰掛けます。

  2. 片方の足をゆっくり真っ直ぐ伸ばします。

  3. つま先を天井に向けた状態で5秒キープ。

  4. ゆっくり下ろします。これを左右10回ずつ行いましょう。

お風呂上がりのストレッチ

膝周りの筋肉が固まると痛みを引き起こします。

湯船でしっかり温まった後に、太ももやふくらはぎを優しく伸ばしてあげましょう。

血流が良くなり、翌朝の膝の軽さが変わってきます。


痛みが強いときは「勇気ある休息」を

もし、以下のような症状がある場合は、ウォーキングをお休みして専門医を受診してください。

  • 膝に熱を持っている、腫れている

  • じっとしていてもズキズキ痛む

  • 膝が急にガクンと力が抜ける(膝崩れ)

「せっかく始めたから続けなきゃ」という責任感は素晴らしいですが、一生歩くための「戦略的なお休み」だと思ってくださいね。

膝を守るための「靴選び」5つのチェックリスト

膝痛を抱えながら歩く際、靴は「単なる履物」ではなく、膝の代わりをしてくれる「衝撃吸収装置」だと考えてください。

1. かかと周りが「硬くて頑丈」か?

靴のかかと部分(ヒールカウンター)を指で押してみてください。

簡単にフニャッと潰れてしまうものはNGです。

かかとがしっかり固定されることで、歩行時の足首のグラつきが抑えられ、結果として膝へのねじれ負担が軽減されます。

2. つま先から「1/3」の位置で曲がるか?

靴の両端を持って曲げたとき、足の指の付け根あたり(前から3分の1くらいの位置)でスムーズに曲がるものを選びましょう。

  • NG: 真ん中で折れ曲がる靴(土踏まずを支えられません)

  • NG: 全く曲がらない硬すぎる靴(足裏の筋肉を使いすぎて疲れます)

3. ソール(底)に十分な厚みとクッションがあるか?

地面からの衝撃は、膝にとって大きなストレスです。薄い底の靴よりも、適度な厚みと弾力があるウォーキング専用シューズを選びましょう。

特にかかと部分に衝撃吸収材(ジェルやエアなど)が入っているタイプがおすすめです。

4. つま先に「1cm〜1.5cm」の余裕があるか?

靴を履いてかかとに合わせた際、つま先に指の横幅一本分くらいの隙間があるのが理想です。

  • きつすぎる: 足指が動かせず、踏ん張りがききません。

  • 大きすぎる: 靴の中で足が遊び、膝に余計な力が入ります。

5. 「紐」または「ベルト」で固定できるか?

脱ぎ履きが楽なスリッポンタイプは、実はウォーキングには不向きです。

紐やベルトで甲をしっかり締めることで、足と靴が一体化し、膝への衝撃が劇的に少なくなります。


靴を履くときの「プロのひと手間」

良い靴を選んでも、履き方が間違っているともったいないです!歩き出す前に、この手順を試してみてください。

  1. かかとをトントンと地面につけて合わせる(つま先ではなく、かかとに合わせるのが鉄則です)。

  2. 紐を「つま先側」から順番に締めていく。

  3. 最後に結び目をしっかり固定する。

これだけで、歩いている時の膝の安定感が驚くほど変わりますよ。


おわりに:あなたのペースで一歩ずつ

50代からの体づくりは、誰かと競うものではありません。

昨日の自分より少しだけ膝が楽になった、少しだけ長く歩けた、そんな小さな変化を楽しみましょう。

正しい知識とケアを取り入れれば、膝の痛みとうまく付き合いながら、ウォーキングを人生の楽しみに変えていくことができます。

膝痛!負担を減らして楽に歩くためのガイド

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